アンケート集計方法 対象:「子ども歯医者さん体験参加者父兄」の中で、事業を見学した父兄 アンケート方式:無記名、選択式および自由記述 有効回答数:19名
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@歯磨きに関する質問 有効回答数(n=19)
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全く困っていない |
それほどこまっていない |
やや困っている |
かなり困っている |
とても困っている |
歯磨きを毎食しない |
16% |
37% |
47% |
0% |
0% |
歯磨きの時間が短い |
0% |
21% |
58% |
21% |
0% |
歯磨きのやり方が雑 |
0% |
16% |
32% |
53% |
0% |
歯医者さんに行きたがらない |
74% |
16% |
11% |
0% |
0% |
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A事業の満足度(n=19)
とても満足 |
やや満足 |
普通 |
あまりよくない |
よくない |
100% |
0% |
0% |
0% |
0% |
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B事業満足度(A)の理由(自由記述)
・歯医者さんの恐怖心が少なくなって、楽しく経験できたので、参加をしてとても良かったです。
・子どもだましな体験でなかったので、子どもが真剣に取り組んでいました。来てよかったといってました。
・歯医者さんの体験はめったにできないこと。とても良い体験をしたと思う。
・見るだけでなく、触ること、体験できたことで、印象が変わったと思います。先生方の明るい雰囲気は、歯医者さんを身近で怖くない所と思えたはず。歯医者さんで笑顔でいられたのですから。
・実際に治療で使う器具を使わせていただけるとは思いませんでした。きっと帰ったら歯医者さんになりたい・・・。と言いだすことでしょう。
・予想以上にいろいろな事をさせてくれたのでとても楽しかったです。
・いつもはどうやって治療をするのか分からないので、器具を使ったりとか、どういうときに使う物とか実際に体験できて本当によかったと思います。
・先生・スタッフの方が事前に資料を作ったりして、子どもにとって楽しく学べたと思います
・歯医者さんの立場で体験ができ、器具等も使わせていただき、とても楽しく学べました。
・歯医者さんの仕事がわかって、次に自分が治療に来たときにこわがらずに治療をうけることが出来ると思います。
・機械・道具など普段さわれない物を実際に使用させてもらってよかったです。
・来るまでは「えー。やだなぁいきたくない」とふてくされていた子が楽しそうに、興味深げに取り組めたのが良かったです。
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C今後の要望 ・歯科医師さんや衛生士さんになるためには、どんなプロセスを踏んできたか、等、社会で活躍されているスタッフの方々のお話も子どもたちに聞かせたいなと思いました。 ・体験として、実際の治療も見てみたい(同意見 2) |
D子どものアンケート 対象:事業参加者 アンケート方式:自由記述、記名 有効回答数:7
・歯にいんれい(インレー:かぶせもののこと)をいれたときに(ピンセットからインレーを落として)ノドにはいったから、本当だったら大へんだなとおもった
・歯のちりょうをする時に使う道具でしらない名前がたくさんありました。前にもこういうのをやった事があるけど、かんたんなことしかやらなかったから、これができてよかったです。
・歯をぬく時、どうやってますいをさすのかやりたかった。
・ぎんばににたやつや(体験では、つめものを通常の合金ではなく、プラスチック製のもので代用した)、いろんなどうぐを見たりさわったりできてよかったです。
・手のかたやいろんなかたもつくりたいです。(嘔吐感によって歯型が取れない子には指の型をとることで代用した)
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○所見
医療の体験学習の問題として、実際の治療に子どもを参加させることが難しいため、どうしても擬似体験になることがある。したがって、体験でいかに緊張感や責任感を感じてもらうかが1つの課題であった。
そこで、実際の医療器具を使用したり、「患者さんに声をかけることを徹底させる」ことや、「インレーをピンセットから落とすとのどに詰まる」などの設定でそれらを補う試みをし、指導スタッフに周知した。結果、「ノドにはいったから、本当だったら大へんだなとおもった」「子どもだましな体験でなかった」といった感想が聞かれたのはねらいが達成できたと考えられる。
歯医者さん嫌いを克服し、健康意識を向上させることも、1つのねらいであり、感想からそのねらいはある程度達成したと考えられるが、もともと歯医者さんにいきたがらないことで困ってる参加者の割合は11%と低かった。つまり、そもそも歯医者さん嫌いの子どもは当体験に参加しなかったと考えられる。このことは、今後の広報の課題である
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